許しが見つかりにくい世界で、若い妻が不安定な状況に陥る。最高位の変態である夫の父親が一線を越えていた。怒りが手に取るようにわかる夫と対峙する。しかし言葉が流れるにつれ、違う種類の欲望に屈してしまう自分がいる。義父への欲望。夫は、いつも観察者だが、妻が父親に跨がり、リズミカルに身体が動くのを見ている。部屋は二人の情熱の音、濃く宙にぶら下がる欲情の香りで満たされている。初めはショックを受けていた義父は、本能的な衝動に負け、両手は嫁の身体を探る。羞恥と快楽の入り混じった目で満たされた妻が囁く。夫に許して。しかし、ただ聞くのは、義父に対する身体のリズミックなパイズリ、部屋に響き渡る快楽のシンフォニー。.