早く起きて、彼女の部屋へ忍び込んでパンティを弄ぶのが何よりも好きだ。それは罪悪感のある快感だが、抗うことのできない快感だ。肌に当たる柔らかい布地、端っこの華奢なレース、全てが背筋を震わせる。彼女がどんな味をするのか、甘い香りが布地に残り、想像せずにはいられない。何年もそうしてきたし、近いうちに止めるつもりもない。それは俺が自分に守っている秘密、日常の戒律に反抗するちょっとした行為だ。彼女がいない時でも、彼女を密着させる方法だ。絶対にバレないことを願っているが、彼女がそれを望んでいるのも一部だ。もしかしたら、そのとき、俺たちの関係のこの一面を一緒に探り当てられるかもしれない。しかし、今のところは、自分の欲情と欲望の世界に迷い込んだ朝の光の中で、パンティと快楽を自分で盗み続けるだろう。.